ワーカーズライト
PC壁紙カレンダー9月 1280×960 /calendar September
2011年8月29日月曜日
2011年8月3日水曜日
トゥーンCG「ニューヨークの歯車」
こんちは
New York GEAR 「ニューヨークの歯車」
構図とライティングを変えてコンポジットし直すと全く別のイラストになる。
これが3DCGの素晴らしいところです。
New York GEAR 「ニューヨークの歯車」
構図とライティングを変えてコンポジットし直すと全く別のイラストになる。
これが3DCGの素晴らしいところです。
前回と比べてレトロな色相を意識しつつポップで鮮やかにまとめました。
ラフスケッチ
まずメインのオブジェクトであるおじさんをモデリング
他はプリミティブをゆがめる感覚で簡潔にデザインしつつシーンをまとめる
全モデル完成時のテスト
ここからメイキング
↓
zbrushから出力したマテリアルのコンポジットパス、工程も自分なりにまとまりました。
コンポジットパス
上記のマテリアルをBPRでアンチエイリアスかけたものを素材として合成していきます。
Flat Color...色のパスです。一番下のレイヤーとして全体に色をつけます。
Shadow...影のパス
AO...AO(アンビエントオクルージョン)のパス
Outline...そのまま使わず、べた塗りのマスクとして使用し陰影部を単色で塗りつぶし、よりトゥーンな表現になります。
Chalk...オーバーレイで重ねて凹凸感を少し強調します。
Framer01...オーバーレイで重ねてエッジが強調されます。きつすぎると変になるので不透明度で調整します。
Outline Thin...諧調の反転を施すと描写線のようになるのでそれを乗算して描写線代わりにします。
al_sketch...描写線を加え、手描き風の汚しも加えられます。Outline Thinと濃淡の兼ね合いが要ります。
※al_sketchのみzbrush公式のマテリアルライブラリーからダウンロードしなければなりません。
Pixologic's MatCap Library
具体的なコンポジット工程
出力したパスをこのような順でレイヤーに並べます。これの上下関係でも雰囲気を操作出来るので順は例です。また、今回はわかりやすく役割によってグループ分けしてます。↓
ShadowとAoを単純に乗算します↓
Chalkパスをオーバーレイで重ねて凹凸を強調します。↓
Framer01(コンポ中のレイヤー名は間違いです) パスをオーバーレイしてエッジを強調します。今回、強過ぎて変になったので不透明度で調整しています。↓
ここから、前回のブログでも紹介しましたOutlineシェーダのパスを使った陰影に強い塗りを加える工程です。
まずOutlineパスを全選択し、作業中のチャンネルをRGBからアルファに変えます。そこで新しいレイヤーを作りペースト。Outlineパスは白黒で構成されているので、アルファチャンネルに入れると白→表示 黒→非表示という扱いになります。レイヤーのサムネイルをctrl+クリックするとマスク部分のみが選択されるので、作業中のチャンネルをRGBに戻し下のレイヤータイプの編集コマンドのべた塗りを使います。↓
するとこうなります↓べたっと単色の塗りが加えられてポップな諧調になります。
※この手法は独自で試みただけですので手描き風にするに至って必ず必要な工程ではありません。お好みです
べた塗りの色を調整し、al_sketchを乗算、Outline Thinに「諧調を反転」を施した物を乗算すると描写線が加えられたようになります。そして、全体にマスクをかけるために全レイヤーをグループにまとめます。↓
アルファチャンネルを使いアルファを抜く。(操作の説明は省略します)↓
背景を加える↓
カラコレを入れたり、レイヤー個別の濃度等を調整して完成です。↓
ラフスケッチ
まずメインのオブジェクトであるおじさんをモデリング
他はプリミティブをゆがめる感覚で簡潔にデザインしつつシーンをまとめる
全モデル完成時のテスト
ここからメイキング
↓
zbrushから出力したマテリアルのコンポジットパス、工程も自分なりにまとまりました。
コンポジットパス
上記のマテリアルをBPRでアンチエイリアスかけたものを素材として合成していきます。
Flat Color...色のパスです。一番下のレイヤーとして全体に色をつけます。
Shadow...影のパス
AO...AO(アンビエントオクルージョン)のパス
Outline...そのまま使わず、べた塗りのマスクとして使用し陰影部を単色で塗りつぶし、よりトゥーンな表現になります。
Chalk...オーバーレイで重ねて凹凸感を少し強調します。
Framer01...オーバーレイで重ねてエッジが強調されます。きつすぎると変になるので不透明度で調整します。
Outline Thin...諧調の反転を施すと描写線のようになるのでそれを乗算して描写線代わりにします。
al_sketch...描写線を加え、手描き風の汚しも加えられます。Outline Thinと濃淡の兼ね合いが要ります。
※al_sketchのみzbrush公式のマテリアルライブラリーからダウンロードしなければなりません。
Pixologic's MatCap Library
具体的なコンポジット工程
出力したパスをこのような順でレイヤーに並べます。これの上下関係でも雰囲気を操作出来るので順は例です。また、今回はわかりやすく役割によってグループ分けしてます。↓
ShadowとAoを単純に乗算します↓
Chalkパスをオーバーレイで重ねて凹凸を強調します。↓
Framer01(コンポ中のレイヤー名は間違いです) パスをオーバーレイしてエッジを強調します。今回、強過ぎて変になったので不透明度で調整しています。↓
ここから、前回のブログでも紹介しましたOutlineシェーダのパスを使った陰影に強い塗りを加える工程です。
まずOutlineパスを全選択し、作業中のチャンネルをRGBからアルファに変えます。そこで新しいレイヤーを作りペースト。Outlineパスは白黒で構成されているので、アルファチャンネルに入れると白→表示 黒→非表示という扱いになります。レイヤーのサムネイルをctrl+クリックするとマスク部分のみが選択されるので、作業中のチャンネルをRGBに戻し下のレイヤータイプの編集コマンドのべた塗りを使います。↓
するとこうなります↓べたっと単色の塗りが加えられてポップな諧調になります。
※この手法は独自で試みただけですので手描き風にするに至って必ず必要な工程ではありません。お好みです
べた塗りの色を調整し、al_sketchを乗算、Outline Thinに「諧調を反転」を施した物を乗算すると描写線が加えられたようになります。そして、全体にマスクをかけるために全レイヤーをグループにまとめます。↓
アルファチャンネルを使いアルファを抜く。(操作の説明は省略します)↓
背景を加える↓
カラコレを入れたり、レイヤー個別の濃度等を調整して完成です。↓
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