こんにちは
最近form2を自由に使わしていただける立場になりました。
プロトタイピング、技術力向上の名目でいろんなものをつくっています。
最近はこんなものを作りました。
ハースストーンのボックスを模した板です。
3Dプリントに対して直接筆塗りを施しました。
以下メイキング
form2でプリント。大変綺麗です。
そして最近知ったすごいとうわさの水性塗料「シタデルカラー」
ミーハー精神で飛びついてみました。
このシタデルカラーというもの、もともとはイギリスの
ボードゲーム用の塗料だそうで、大変塗りやすく設計されてるそうです。
何が良いかというと、塗料ごとに役割があらかじめある程度決められていて、
手順どおりに乗せればとりあえずそれっぽくなるのが強みです。
まずはシタデルベースという隠ぺい力の強いものをぬります。
これで地の黒を隠しベースの色をつけます。
そしてつぎはこちら。シタデルシェイドというのを乗せます。
これはもともとシャバシャバになっていて、暗くなるべきところに流し込み
溝を強調します。
ほいでここからベースの金と木に表情がほしく少し
シタデルレイヤーを足しました
そしてドライブラシで一番明るい角部分を明るくします
これもその用途専用の塗料
角が明るくなって木の暗いとこ、普通のとこ、明るいとこができた
最後にまんなかの青い宝石を塗ります。
できた。
といった手順で製作しました。
こちら大変手順良くやってるように見えますが
3回目です。
いろいろ試行錯誤し塗料かいたしたりして完成できました。
これからはよりいろんな技術に触れていこうとおもいます。
以下最近のform2作品
2017年12月11日月曜日
2017年9月10日日曜日
3Dプリント×鋳造 作品 「ネコ騎士アルフレッド」
こんにちは。
鋳造活動続けております。
今までは簡単な型抜きのような構造ばかり試していましたが、
今回はシリコン両面を使っての立体的な鋳造に試してみました
出来たものはこちら
ネコ騎士アルフレッド
金属は部屋の照明や反射で表情が変わっているように感じて楽しいです。
日ごろで気分がかわるようなものですね。
シリコンと鋳造のコンボで
かなりのディティールを再現できて驚いています。
鎧の留め具や微妙な凹凸も形としてでていて大変満足です。
今回特に仕上げで燻しを施したのが大きくもあります。
金属は場所や照明で表情が違うように見えて面白いです
製作手順
①3Dモデリング(ZBRUSH)
↓
②3Dプリント(DMM)
↓
③シリコン型取り
↓
④鋳造
↓
⑤燻し仕上げ!
という手順で製作しました。
①モデリング
鋳造作品にする予定はなかったのですが
空いた時間にちみちみ触っていつの間にかこんな具合になっていました。
ただならぬ雰囲気を持ったネコの騎士です。
②3Dプリント
今回もDMMで出しました。
高精細プラスチックで出すとこれがなかなか値の張ること値の張ること。
出力費1万円也
③シリコン型取り
まず片面のシリコン型を取ります。粘土を敷いて原型を埋めて
かみ合わせのための穴をあけシリコンを流します。
そして次の日、片面がきれいにできていたらひっくり返して
今度はその反対側にもシリコンを入れていきます。
このときシリコンバリアというのを塗らないと両面が引っ付いてしまい
えらいことになります。(なりました)
そしてきれいに前後の空洞ができたシリコン型が出来ました。
④鋳造
今回も出来のいいアロイ合金を使います。
湯道と呼ばれる金属の通り道をカッターで設けて
溶かした金属を流します。
内心ドキドキです。
できた!!!!!!!!
想像以上にキレイに抜けました。
そいて湯道のいらない部分やら、整合面のバリをリューターで取り、
組み立てれる状態にします。
⑤燻し仕上げ
金属を流しただけの状態ではいまいち作品として未完な感じがします
なのでここから燻し仕上げを施して作品ぽくします
右が仕上げナシ。左が仕上げあり。
差は一目瞭然と思います
この仕上げ、具体的に言うと金属のミゾ部分に黒い色を入れてディティールアップを施す
という工程になります。
この黒い色ですが、絵の具やペンキではなく、金属を腐食させ黒く染め、そして表面を磨いてミゾだけを黒く残すという手法をとっています。
今回はこの「スーパーブルー」という腐食液を使いました。
大変危険なやつなので気をつけて扱います。
軽くコンパウンド仕上げをした作品に対して
かなり薄めたこの腐食液を筆で塗ります。すると、、、
黒くなった!!!!!
これが化学反応による色の染め方だそうです。
銀などはこの方法がメジャーだそうですが、
アロイでこの例はどこにもなかったのでハラハラでした。
そして危険な液体をふき取り、
表面だけかるくコンパウンドをかけていきます。
やりすぎるとまたつるつるに戻るので気をつけます
いい感じにミゾだけ染まりました。
完成。
左、未処理
中、燻し後コンパウンド
右、燻しのみ
いや~金かかりますね。
このアロイ合金もこの1体分で7200円かかっています。
また必要に応じて溶かせるのがせめてもの救いですね。
また、
最近ジェスモナイトという雰囲気のある素材を手に入れ試してもみました
ではでは
鋳造活動続けております。
今までは簡単な型抜きのような構造ばかり試していましたが、
今回はシリコン両面を使っての立体的な鋳造に試してみました
出来たものはこちら
ネコ騎士アルフレッド
金属は部屋の照明や反射で表情が変わっているように感じて楽しいです。
日ごろで気分がかわるようなものですね。
シリコンと鋳造のコンボで
かなりのディティールを再現できて驚いています。
鎧の留め具や微妙な凹凸も形としてでていて大変満足です。
今回特に仕上げで燻しを施したのが大きくもあります。
金属は場所や照明で表情が違うように見えて面白いです
製作手順
①3Dモデリング(ZBRUSH)
↓
②3Dプリント(DMM)
↓
③シリコン型取り
↓
④鋳造
↓
⑤燻し仕上げ!
という手順で製作しました。
①モデリング
鋳造作品にする予定はなかったのですが
空いた時間にちみちみ触っていつの間にかこんな具合になっていました。
ただならぬ雰囲気を持ったネコの騎士です。
②3Dプリント
今回もDMMで出しました。
高精細プラスチックで出すとこれがなかなか値の張ること値の張ること。
出力費1万円也
③シリコン型取り
まず片面のシリコン型を取ります。粘土を敷いて原型を埋めて
かみ合わせのための穴をあけシリコンを流します。
そして次の日、片面がきれいにできていたらひっくり返して
今度はその反対側にもシリコンを入れていきます。
このときシリコンバリアというのを塗らないと両面が引っ付いてしまい
えらいことになります。(なりました)
そしてきれいに前後の空洞ができたシリコン型が出来ました。
④鋳造
今回も出来のいいアロイ合金を使います。
湯道と呼ばれる金属の通り道をカッターで設けて
溶かした金属を流します。
内心ドキドキです。
できた!!!!!!!!
想像以上にキレイに抜けました。
そいて湯道のいらない部分やら、整合面のバリをリューターで取り、
組み立てれる状態にします。
⑤燻し仕上げ
金属を流しただけの状態ではいまいち作品として未完な感じがします
なのでここから燻し仕上げを施して作品ぽくします
右が仕上げナシ。左が仕上げあり。
差は一目瞭然と思います
この仕上げ、具体的に言うと金属のミゾ部分に黒い色を入れてディティールアップを施す
という工程になります。
この黒い色ですが、絵の具やペンキではなく、金属を腐食させ黒く染め、そして表面を磨いてミゾだけを黒く残すという手法をとっています。
今回はこの「スーパーブルー」という腐食液を使いました。
大変危険なやつなので気をつけて扱います。
軽くコンパウンド仕上げをした作品に対して
かなり薄めたこの腐食液を筆で塗ります。すると、、、
黒くなった!!!!!
これが化学反応による色の染め方だそうです。
銀などはこの方法がメジャーだそうですが、
アロイでこの例はどこにもなかったのでハラハラでした。
そして危険な液体をふき取り、
表面だけかるくコンパウンドをかけていきます。
やりすぎるとまたつるつるに戻るので気をつけます
いい感じにミゾだけ染まりました。
完成。
左、未処理
中、燻し後コンパウンド
右、燻しのみ
いや~金かかりますね。
このアロイ合金もこの1体分で7200円かかっています。
また必要に応じて溶かせるのがせめてもの救いですね。
また、
最近ジェスモナイトという雰囲気のある素材を手に入れ試してもみました
ではでは
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